Mamiya Pres Digital Hybrid

フイルムカメラのデジタル化プロジェクトの続編です。

今回は、マミヤプレスにソニーα7Ⅱをくっ付けてみました。

マミヤプレスには前期型と後期型があり外観が大きく異なります。写真左は前期型の最後の製品 Mamiya press Standard 、右は後期型最後の Mamiya UniversalPress です。

どのモデルも使えるレンズに違いはありませんが、今回は最後期型である UniversalPress で試す事にました。

Mamiya Flex 二眼レフでは本体を改造しなくても 105ミリと135ミリでは無限遠の撮影ができました。しかしマミヤプレスではデジカメをマミヤの本体内に押し込んで、本来のフィルム位置まで撮像素子(センサー)を持って行かないと無限遠にピントを合わせる事ができません。

幸いなことに、デジカメのグリップがマミヤ本体にぶつかる箇所だけを削り取る事で、デジカメがマミヤの中にスッポリ収まりました。そのあと遮光とブラケットでの連結を行って、改造を終えました。
そして小型化のため、マミヤプレスのファインダーを取り外しました。必要に応じて元に戻せますが、デジカメのファインダーのほうが、より正確なフレーミングとピント合わせができます。この事でマミヤ本体はただの巨大なマウントアダプタと化してしまいますが、実用性は大きく向上します。

でき上がった Mamiya Pres Digital Hybrid の姿

使用機会が有りそうな、50ミリ、65ミリ、250ミリを装着してみました。
ファインダーは外してあります。

使用できるレンズ

全てのマミヤプレス用レンズが利用できます。

6×9サイズのマミヤプレスでは50ミリは広角レンズですが、 35ミリフルサイズのセンサーで撮ると、そのまま50ミリの標準レンズの画角で写ります。そうするともう少し短い焦点距離のレンズが欲しくなります。ワイドコンバータ付けると35ミリ相当くらいにはなります。しかし画質が低下しますので、広角側はマミヤにこだわらずα7Ⅱ用の市販レンズに任せた方が良さそうです。

50mm F6.3で試し撮り
3枚目の写真はワイドコンバータを装着し、35mm くらいの焦点距離になっています。

250mm F5で試し撮り

市販のデジタルバックを使うという選択肢

市販のデジタルバックを使うという方法もあります。専用のアダブタを介して、フイルバックをデジタルバックに置き換えるという方法です。こねならマミヤ本体を改造する必要はありません。これは中判プロ機ではあたり前の方法ですがアダプタがなかなか手に入りません。
しかい幸いな事にマミヤプレス用のアダプタは市販されているようです。こちらの記事動画 で紹介されていますのでご覧ください。
中判デジタルバックは極めて高価ですが、中古市場では随分安く手に入るようです。おそらく中古のデジタルバックの用途は限られているので、今後は徐々に値下りしていくのではないでしょうか?

jono